【ANA/JAL】特典航空券が取れない?繁忙期の人気路線を予約するコツ

ANAやJALのマイルを一生懸命貯めたのに、いざ予約をしようとすると希望の便の特典航空券が取れないという声をよく聞きます。そんな方のために今回の記事では、繁忙期の人気路線の特典航空券を予約するためのコツを解説したいと思います!記事で解説するコツを駆使し、私自身下記のような取得難易度が極めて高いと言われる国際線の繁忙期・人気路線・ビジネスクラスの特典航空券の予約に成功しています。(いずれも2席分を確保!)
- GWのパリ行きビジネスクラス
- GWのシンガポール行きビジネスクラス
- GWのロンドン行きビジネスクラス
- お盆期間のニューヨーク行きビジネスクラス
- 年末休み期間の香港行きエコノミークラス
特典航空券の予約方法
特典航空券を取るためのコツは、コールセンター経由で
- 希望する出発便の予約開始日/時間に同日往復の便を予約し、行きの便を確実に抑える
- 希望する帰国便の予約開始日/時間に1.で取得した航空券の復路便を変更し、帰りの便を抑える
の手順を踏むことです。
シンプルなようですが、これを忠実に実践することで繁忙期の特典航空券の予約確率を格段にあげることができるでしょう。以下でそれぞれのステップを解説していきたいと思います。
なぜコールセンター経由で予約する必要があるか
特典航空券の予約はANA/JALのウェブサイト経由又は、コールセンター経由のどちらでも可能です。コールセンター経由の場合、ANAは2,200円、JALは5,500円の手数料がかかってしまうのでウェブサイト経由で予約を試みている方も多いかと思います。
しかしながら、繁忙期の人気路線の特典航空券は競争率が極めて高いです。欧州・米国路線はビジネスクラスで2~4席、エコノミークラスで6~8席程度という限られた枠に対して希望者が殺到するので、いわゆるクリック合戦に勝たないと一瞬にして枠が埋まってしまうのです。
加えて、ウェブサイト経由で私たちが予約する場合、希望便を選択した後に搭乗者情報を入力・確認する等のステップを踏まないと座席が確保できないため、どうしても時間がかかります。コールセンター経由であれば、どういう仕組みかわからないですが、まずは座席を確保した上で搭乗者情報をオペレーターと会話しながら更新できるので当然ウェブサイト経由よりも早くとれるでしょう。なので、コールセンター経由の発券に伴う手数料は特典航空券を確保するための必要経費と考えたほうが良さそうです。
なお、繁忙期においてはこの戦略を取ろうとしているライバルもいるため、予約開始時間の9:00ぎりぎりに電話をかけるとまずつながりません。つながったころには既に空席なしになっています。。。
ANAの場合、8:30頃から電話をかけ、要件を伝達するとともにオペレーターに答えていただく質問等をいくつか準備した上で会話をつなぎ、9:00を待ちます。オペレーター次第ですが、8:50頃からは保留音でつないだままにしていただき、9:00に特典航空券が確保できた旨をお伝えいただくまで待つパターンが多いです。
JALの場合、8:30頃にかけたとしてもあまりに早いということで断られてしまうので(おそらくそういったマニュアルになっています)、8:45-8:50頃を狙ってかけています。
出発便の抑え方
特典航空券の特徴として下記が挙げられます。
- ANAは希望する便の355日前の午前9時、JALは希望する便の360日前の午前9時より予約可能
- 予約便の日程変更は何度でも無料で可能(行先、座席クラスの変更は不可)
例えば、希望する旅程が2021年4月29日出発、2021年5月5日現地発の欧州便だとすると、上記の規定に基づくとANAの場合、予約開始日は帰国便の2021年5月5日の355日前である2020年5月15日となります。
ただ、おそらく2020年5月15日にコールセンターに連絡をしたとしても既に出発便は埋まってしまっているでしょう。なぜなら、同じ4月29日出発でも3泊5日、4泊6日等でより早い日程の帰国便を選ぶ人もいるため、その時点で出発便が埋まってしまうのです。
そこで利用できるのが、特典航空券は日程変更が自由にできることです。
例えば、ロンドン行きを検討する場合、
NH211 11:35羽田発 16:30ヒースロー着
NH212 19:00ヒースロー発 翌日14:45羽田着
という便があるので、希望する出発日(2021年4月29日)の355日前である2020年5月9日に、
2021/4/29 のNH211
2021/4/29 のNH212
を予約してしまえばいいのです。現地滞在時間はわずか2時間半ですが、どうせ後日変更するので問題なしです。
この戦略をとれば、ライバルは同じ戦略をとっている同志だけになるので多くの方を出し抜くことができると思います。(負けるとすると、同じ戦略をとっている同志がいて、かつオペレーター同士のクリック合戦に敗れた場合のみ)
帰国便の抑え方
帰国便に関してはシンプルで、上記で予約した特典航空券を予約変更する形で対応すれば問題ないでしょう。
具体的には、一度下記の便を予約した場合であれば、
2021/4/29 のNH211
2021/4/29 のNH212
希望する現地出発日が2021年5月5日なのであれば、その355日前ある2020年5月15日の午前9時をめがけて復路便の予約変更をコールセンター経由で行ってください。
ただ、念のため希望日の2,3日前くらいからじりじりと予約変更をすることをお勧めします。なぜなら特典航空券が万が一希望日で取れなかった場合、キャンセル待ちはできるものの永遠にキャンセル待ちのままになってしまい、航空券として無効になってしまうからです。(往路便含めて)
何をいっているかというと、希望する現地出発日が2021年5月5日だとしても、例えばその3日前である2021年5月2日に現地発できる便の予約をまずは行うために、その355日前ある2020年5月12日の午前9時に一度予約変更を行います。
2021/4/29 のNH211
2021/5/2 のNH212
という状態ですね。最低限旅行として成立する航空券を確保するイメージです。その上で、翌日以降も本当の希望日になるまで毎日朝9時にコールセンターに連絡し続けて、一日ずつ復路便を後ろ倒しするという作戦です。
こうすることで手間はかかりますが、リスクを最小化した上で希望便が確保できるでしょう。
まとめ
特典航空券を取るためのコツは、コールセンター経由で
- 希望する出発便の予約開始日/時間に同日往復の便を予約し、行きの便を確実に抑える
- 希望する帰国便の予約開始日/時間に1.で取得した航空券の復路便を変更し、帰りの便を抑える
の手順を踏むことです。
ちなみに、ANA/JALともに上級会員であればあるほど、
- 特典航空券の開放座席数が多くなる
- コールセンターにつながりやすく、優秀なオペレーターが多い
ため、特典航空券はより取りやすくなります。また、最上級会員であればコールセンター経由でかかっていた手数料も無料となるのでお得にもなりますね。
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