【ソーシャルレンディング】初心者向け完全ガイド~おすすめ会社10社も紹介
- 2020.11.21
- ソーシャルレンディング
- おすすめ会社, ソーシャルレンディング

この記事ではソーシャルレンディングに興味を持っている方が実際に投資する上での、
- ソーシャルレンディングの魅力
- 会社選びの観点
- おすすめ会社ランキング
を解説しています。ソーシャルレンディングに興味はあるけれど、どの会社がよいかわからないという方に是非読んでいただければと思います。
僕は、この記事でも特にお勧めしているクラウドバンクとSBIソーシャルレンディングを中心に実際に400万円ほど投資し、月間15,000円程度の分配金を受け取っています!
- 1. ソーシャルレンディングの魅力
- 2. 会社選びの観点
- 3. おすすめ会社一覧
- 3.1. リスク・リターンのバランスが優れている王道会社3選
- 3.2. 不動産担保型・優先劣後方式等でリスクを極力抑えれる会社7選
- 3.2.1. CREAL (おすすめ度 ★★★★★ : 不動産投資型における王道)
- 3.2.2. Rimple(リンプル) (おすすめ度 ★★★★ : リスクを極力抑えたい方におすすめ)
- 3.2.3. SAMURAI FUND(おすすめ度 ★★★★ : リスクを抑えつつリターンを狙いたい方におすすめ)
- 3.2.4. Jointoα(ジョイントアルファ) (おすすめ度 ★★★ : 運営会社の信頼性を重視したい方におすすめ)
- 3.2.5. CRE Funding (おすすめ度 ★★★ : 安全性を特に重視したい方におすすめ)
- 3.2.6. CAMPFIRE Owners (おすすめ度 ★★★ : 社会貢献と資産運用を両立したい方におすすめ)
- 3.2.7. PATNERS Funding (おすすめ度 ★★★ : 不動産投資型で高利回りを追求したい方におすすめ)
ソーシャルレンディングの魅力
そもそもソーシャルレンディングとはどういった投資かというと、運用会社が間に入る形で投資家である僕たちが投資の対価として配当(分配金)を受け取る仕組みになっています。

- 運用利回りは3-10%程度の範囲内で予め提示されており
- 運用期間は数か月~2,3年程度
- 借手からの返済を原資に元本償還や配当を分配
といった点が特徴です。銀行の定期預金と似ていますが、より利回りが高い分、リスクの高い案件に投資してしまうと元本が償還されない可能性もあります。ただ、会社・案件を適切に選んだ上でいくつかの案件に分散投資をすれば、リスクを低減させつつ、高利回りが期待できる投資手法です。
僕のPortfolioの中でも低リスク中リターンを狙う位置づけとして投資総額全体の約3割程度を投入しています。
会社選びの観点
リスク
ソーシャルレンディングは株やFX等他の投資に比べるとどちらかといえばリスクは低めの投資ではあるものの、会社選びを間違えると元本が戻ってこなくなってしまうので可能性もあるので最も重要な観点です。足切り条件として考えてください。
リスクを図る指標としては、
- 上場しているかどうか
- ファンドの種類(投資先の国、事業内容等の安定性、偏りがないか等)
- 優先劣後方式を採用しているかどうか
- 過去実績(運用総額・案件数、元本償還がきちんとなされているか、遅延していないか等)
等々が挙げられます。当然、一部上場していたり、上場会社の子会社であったりすれば何かあった場合の対応が期待できます。また、運用会社の資金貸出先からの返済が期待できそうかという観点も大切です。途上国企業であればリスクは高まるでしょうし、貸出先の事業内容によってもリスクは大きく異なるでしょう。
会社によっては「優先劣後方式」を採用しています。これは例えば出資総額を優先出資(投資家の出資)と劣後出資(運用会社の出資)とに分け、運用期間終了後に元本が下回ったとしても優先出資分から文字通り「優先して」資金が返却されるので、貸倒れの可能性を低くすることができます。
当然、実績がものをいう部分もあるので、過去の運用総額を踏まえて遅延や未償還の案件があったかどうかということも一つの指標になり得るでしょう。
リターン
リスクが許容範囲内である場合に次にみるのはリターンになるでしょう。ソーシャルレンディングの場合、会社や案件にもよるものの、利回りは3-10%程度の場合がほとんどなのでその範囲内に収まっていればひと安心です。10%を超えているような場合には注意が必要なので、リスクが隠れていないか再度検討したすることをお勧めします。
また、もう一つリターンを計算する上で大事になってくるのが案件の期間です。
何を言っているかというと、実際に資金が拘束されている期間と運用期間は異なるので、特に3-6か月程度の短期間の案件の場合には資金が拘束される期間を考慮した上での実質利回りを計算すべきです。
例えば、下記の2案件を比較すると表示上の利率は案件Bが高いものの、実質の利回りを計算すると案件Aの方が優れています。こういった逆転現象が容易に起きてしまうので、事前によく確認することが必要です。
開始日 | 終了日 | 入金日 | 資金返却予定日 | 利率(表示上) | 実質利回り | |
案件A | 2020/7/31 | 2021/2/5 | 2020/7/11 | 2021/3/5 | 6.5% | 4.1% |
案件B | 2020/8/7 | 2020/11/9 | 2020/7/16 | 2021/1/31 | 8.0% | 3.0% |
募集金額・案件数
せっかくリスク、リターンのバランスが優れていても、案件数が少なすぎて投資機会が限られていては意味がありませんし、案件ごとの募集金額(投資可能額)が限定されていると投資効率が悪くなってしまいます。運用会社によって案件の募集頻度や投資可能額が大きく異なるので、事前に頭に入れた上で会社選びの一つの観点としましょう。
おすすめ会社一覧
リスク・リターンのバランスが優れている王道会社3選
クラウドバンク
(おすすめ度 ★★★★★ : 誰もが登録すべき王道)
最も王道といえるのがこのクラウドバンクでしょう。
- 募集総額1,000億円越えと業界トップクラス
- 融資元本回収率100%と、貸倒れ実績はなし
- 平均利回り7%越え
というのがこのクラウドバンクの実績です。一般的なソーシャルレンディング事業者は「第二種金融商品取引業」として登録していますが、より基準が厳しい「第一種金融商品取引業」として日本クラウド証券株式会社は登録しており、安全性・信頼性に優れています。実際、業界トップクラスの運用総額を誇るにも関わらず、貸倒れは1件も発生していないのは特筆すべきことと言えます。
また、リスクを極めて低いレベルに保っているにも関わらず、平均利回りが7%を超えており、安定して高リターンが狙えるファンドを組成しています。月間数10件単位で案件を募集しているので投資機会も多いので一押しと言える会社です。
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SBIソーシャルレンディング(おすすめ度 ★★★★★ : 誰もが登録すべき王道)
続いて紹介するSBIソーシャルレンディングもクラウドバンクと双璧を誇る王道会社と言えるでしょう。
- 募集総額1,500億円越えと業界トップクラス
- 平均利回りは2.5-10%程度
- 過去に大規模な延滞があったものの、数か月で90%以上の元本を回収した実績あり
銀行や証券会社でも有名な東証一部上場・国内金融業界大手「SBIホールディングス株式会社」の100パーセント子会社が直接運営しており、他の会社と比べると圧倒的な安心感があります。クラウドバンクとは異なり、過去に延滞は発生しているものの、きちんと元本を回収した実績があるので今後も真摯な対応は期待できると言えるでしょう。
SBIソーシャルレンディングの場合、他社と異なり常時募集のファンドがあるため、いつでも好きな額投資をすることができる点も魅力です。また、随時募集のファンドも募集金額が多い大型案件がほとんどなので早い者勝ちに遅れてしまったり、抽選に落ちてしまうといったケースは心配しなくて良い点も優れていると言えます。(個人的には、随時募集ファンドの方が利回りの高い案件が多い傾向にあるのでおすすめです。)
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クラウドクレジット
(おすすめ度 ★★★★ : 高利回りを狙いたい方におすすめ)
クラウドクレジットは新興国や個人、小規模ビジネス等を対象にしているため、比較的リスクは高い(為替リスク、返済遅延等)ものの、ファンドのバリュエーションは豊富なのでリスク・リターンのバランスを自分で選択できる会社です。
- 株主は有名企業だらけ(住友商事、第一生命、三菱UFJキャピタル等)
- 海外への融資案件が多く、為替に左右される案件も多数
- 利回りは5-12%程度
- 募集総額は300億円超え
クラウドバンクやSBIソーシャルレンディングほどではないものの、実績は十分で成長著しい会社です。上述の通り、新興国含めた海外案件が多いため、案件によってはかなりの高利回りが期待できるものもある一方で、過去には延滞してしまった実績もあるので、分散投資してリスクを減らすことは重要となるでしょう。
また、クラウドクレジット としてもリスクを低減させるために、複数案件をパッケージ化しており、リスクを多少抑えつつリターンを狙い方にもお勧めできる内容になってきています。
そして今なら期間限定(2020/12/29まで)でPayPayが5,000円(20万円の投資)~最大10万円(1,000万円の投資)もらえるので是非この機会に試してみてはいかがでしょうか。
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不動産担保型・優先劣後方式等でリスクを極力抑えれる会社7選
CREAL (おすすめ度 ★★★★★ : 不動産投資型における王道)
不動産投資型においての実績はナンバーワンといえるのがCREAL です。
- 複数人で不動産に共同出資する不動産投資型クラウドファンディング
- 物件が担保になっているため、リスク低減
- 優先劣後方式を採用しており、万一の際にも10-20%の損失まではカバー
- 利回りは3-6%
- 案件組成数は30を超え、コンスタントに月1-2程度の新規案件を募集
マンションだけでなく、オフィスビルやホテル、公共施設等様々な種類の不動産が投資対象となっており、バリエーションが豊かです。特に大型案件では数億円単位での募集となるため、画面に張り付いて早い者勝ち競争に勝たなくてはならない、ということになりにくく、初心者にも投資しやすい会社です。
また、物件が担保になっている上に、優先劣後方式を採用しているため投資家が損を被る可能性は極めて低いと言えるでしょう。
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Rimple(リンプル) (おすすめ度 ★★★★ : リスクを極力抑えたい方におすすめ)
Rimple(リンプル) は東証一部上場のプロパティエージェントが運営母体となっており、不動産投資物件を開発してきた実績を基にクラウドファンディングに最適な物件を選定しています。
- 複数人でマンションに共同出資する不動産投資型クラウドファンディング
- 物件が担保になっているため、リスク低減
- 優先劣後方式を採用しており、万一の際にも30%の損失まではカバー
- 利回りは4-5%
- 募集は10件程度、かつ少額で抽選が当たりにくいのでこれからの拡大に期待
まだ歴史は浅いものの、不動産投資会社として一定の地位を築き、東証一部にも上場しているプロパティエージェントが運営母体であるため信頼性も高く、毎回の募集の際には5倍を超える応募が殺到しています。利回りはクラウドファンディングの中ではそこまで高くないにも関わらずここまで人気化するのは安心感の現れでしょう。
物件が担保になっていることに加え、優先劣後方式を採用しているのでリスクは極限まで低減されているといえます。(物件が担保になっているので、30%以上の損失は正直考えづらいです。)
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SAMURAI FUND(おすすめ度 ★★★★ : リスクを抑えつつリターンを狙いたい方におすすめ)
SAMURAI FUND は証券会社が運営する投資型クラウドファンディングで、信用保証会社である日本保証の保証付きファンドが特に人気です。
- 第一種金融証券取引業(証券会社)に登録して運営しており、親会社はSAMURAI&J PARTNERS 株式会社(ジャスダック上場)
- 累計100件以上の案件を取り扱う中、延滞/未回収はゼロ件
- 保証付きのファンドでリスクヘッジ可能
- 利回りは3-10%
毎月数件単位にコンスタントに案件を組成しており、案件ごとの募集金額もそれなりに大きいのですがリスクとリターンのバランスが優れているためか、特に日本保証の保証付きファンドは募集後数時間で応募締め切りとなってしまうほどの人気ぶりです。
SAMURAI FUND公式ホームページより
日本保証の保証付きファンドをスキーム図を貼っていますが、①そもそも物件が担保になっている、ことに加えて万が一の際には、②日本保証が債務保証をしてくれるので出資者である僕らにとってはリスクを極力低減できる魅力的なファンドなのです。加えて不動産投資型の中では利回りもかなり高い水準にあるのでリスクとリターンのバランスが優れているといえるでしょう。
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Jointoα(ジョイントアルファ) (おすすめ度 ★★★ : 運営会社の信頼性を重視したい方におすすめ)
運営会社は東証一部上場企業の穴吹興産で、同社は1964年創業の老舗企業でもあるためとにかく安全性、安定性には定評があります。
- 複数人で不動産に共同出資する不動産投資型クラウドファンディング
- 物件が担保になっているため、リスク低減
- 優先劣後方式を採用しており、万一の際にも30%の損失まではカバー
- 利回りは3-4%
- 案件組成数は10程度、2か月おき程度の間隔
2019年4月にスタートと、クラウドファンディング事業自体の歴史は浅いですが、運営会社の歴史・実績が買われていずれのファンドも短期間で満額応募が集まっているようです。今後、より案件数が増えていくとプレゼンスも増していくでしょう。
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CRE Funding (おすすめ度 ★★★ : 安全性を特に重視したい方におすすめ)
東証一部上場のCREグループが運用する、安定性の高い物流不動産ファンドへの投資ができるのがCRE Funding です。
- 東証一部上場企業である株式会社シーアールイーの保証付きファンドへの投資
- プロの投資家が投資する不動産ファンドに第三者であるFUELが第二種金融商品取引業者として厳格に案件審査・モニタリングした上で個人投資家に紹介
- 利回りは3%程度
- 募集は10件弱
株式会社シーアールイーは売上、自己資本ともに数百億円規模を誇り、1,500棟以上の物流施設・商業施設を管理しており、実力は折り紙つきです。J-REITや私募ファンドの運用でも1,000億円程度の実績があり、十分と言えるでしょう。
- CRE Funding公式ホームページより
- CRE Funding公式ホームページより
また、豊富な投資案件の中からFUELという第三者企業を立て、個人投資家に紹介できる案件を厳選しているので安全性を追求したい投資家に是非お勧めしたいファンドです。利回りは3%弱ですが、それでも定期預金の10倍は超えていますからね。
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CAMPFIRE Owners (おすすめ度 ★★★ : 社会貢献と資産運用を両立したい方におすすめ)
国内最大級のクラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE」グループが運営しており、金銭的な見返りがない購入型クラウドファンディング(CAMPFIRE)サービスのソーシャルレンディング版(融資型)です。
- 他社にはない社会貢献系のファンド含め、多様な案件がある
- 一部は保証付きファンドでリスクヘッジ可能
- 利回りは1.5-8%
社会貢献と資産運用を両立したい方にはぴったりの会社になってくるでしょう。例えば「カンボジア農家支援ファンド」では銀行等から融資を受けられず、トラクターやコンバインを購入できない農家に対し、新たに購入する農機を動産担保とするオリジナルローンを通じた農機購入を支援しています。
また、一部はSAMURAI FUND同様日本保証の保証付きファンドなので、安全性を高めたい方はそういった案件とも組み合わせることが可能です。
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PATNERS Funding (おすすめ度 ★★★ : 不動産投資型で高利回りを追求したい方におすすめ)
最後にご紹介するPARTNERS Fundingは運営会社であるPARTNERSが投資用不動産の仕入れに長たけていることもあり、利回りが不動産投資型の中ではずば抜けています。
- 複数人で不動産に共同出資する不動産投資型クラウドファンディング
- 物件が担保になっているため、リスク低減
- 優先劣後方式を採用しており、万一の際にも30%の損失まではカバー
- 利回りは8-10%
- 案件組成数は10程度、1か月おき程度の間隔
- 3ヶ月程度の案件がほとんど
実際、僕も第五号案件に投資しましたが、無事に8%の利回りをいただくことができました。歴史は浅く、運営会社の知名度もそこまで高くないので多くの投資家にはまだ広まっていない状態かと思われますが、今後の成長に期待です。物件が担保になっており、優先劣後方式を採用しているため、リスクは他同様かなり低いといえるので個人的にはおすすめ度は高いです。
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